ICカード等での出席管理は大学などの教育機関での導入をよく聞きます。
ですが、価格はハードウェア+ソフトウェア等々込み込みで1台あたり10万円を超えると聞きます。1
そんなときは自分で作っちゃえば安く済みますよ!というお話です。
用意するハードウェア
パソコン
出席管理アプリ等を動作させるパソコンが必要です。
しかし、既存のものを使用すれば実質無料ですし、専用に用意するとしてもラズベリーパイなどで構成すれば記事執筆現在では2万円もかかりません。
https://www.amazon.co.jp/s?k=raspberry+pi&crid=81SKRXQDZQZC&sprefix=%2Caps%2C184&ref=nb_sb_ss_recent_3_0_recent
ICカードリーダー
私が構築してみた環境ではソフトウェアとの兼ね合いで、やや古いSONY製のRC-S380を使用しました。
記事執筆現在は5800円です。
ICカード
このような両面真っ白のICカードが売ってます。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B077KQ1FZ8/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_image?ie=UTF8&psc=1
記事執筆現在では1540円です。
用意するソフトウェア
nfcpy
Pythonのサードパーティライブラリのnfcpyを利用するのが最も簡単だと思います。
もろもろの設定は公式ドキュメントを参照。
nfcpyではICカードの読み書きが可能で、交通系ICカードの利用履歴なんかも見れちゃいます。
この画像は以下のサイトから丸パク…参考にしてICOCAを読み込んだものです。
GitHub - m2wasabi/nfcpy-suica-sample: nfcpy 0.10.0 sample codes
nfcpy 0.10.0 sample codes. Contribute to m2wasabi/nfcpy-suica-sample development by creating an account on GitHub.
出席管理システム
上記したnfcpyを使用して簡単な出席管理システムを作成してみました。
生徒名簿を事前に作成し、ICカードを個別に用意し、カードリーダーにタッチしなかった生徒を欠席者としてLINEに通知するシステムです。
欠席報告者リストなどを追加で作成し、それとの差分を通知するようにすれば園児の置き去り防止システムとしても機能すると思います。
価格
記事執筆現在では
品物 | 価格 |
---|---|
ICカードリーダー | 5800円 |
ICカード(10枚入り) | 1540円 |
システム | 0円 |
パソコン既存/新規 | 0円/14100円 |
といった感じです。
既存のパソコンを流用すればたったの7340円、新規でパソコンを用意するにしてもラズベリーパイなどを使用すれば21440円で済みます。
まとめ
当然ですが、自分で作れば外注するより安くなることも多いよ!ってお話でした。
- 大量注文の場合値引きの可能性あり ↩︎
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