プログラミングだけやっていてもそれはシステムエンジニアとは言えません。
何が違うのかをかいつまんでご紹介します。
システムエンジニアとは
システムエンジニアとは、文字通りシステムを作る人のことを言います。
システム作りにはいくつもの工程があり、それらを全てこなせるのがシステムエンジニアです。
システム制作の工程
システム制作の手法は主に2通りあり、ウォーターフォールモデルの発展型である「V字モデル」と「アジャイル開発」などと呼ばれます。
どちらも下図のように
設計からリリースまでが1つの流れとなります。
V字モデルとは
V字モデルとは、上記した開発工程の設計部分とテスト部分を詳細レベル別に関連付けて開発する手法です。
下記のようなケースにおいて特に有効です。
アジャイル開発とは
上記したウォーターフォールモデルやV字モデルの設計からリリースまでを短期で繰り返し行いながら開発していく手法です。
下記のようなケースにおいて特に有効です。
プログラマーとは
各人や各現場、各企業などによって定義は異なりますが、一般的には上記した開発工程のうちプログラミングのみ、もしくはプログラミングからテストまでの工程のみを行う人員のことをプログラマーと言います。
企業では上記したV字モデルにおける「上流プロセス」を親会社が、プログラミング以降の「下流プロセス」を子会社が行う傾向にあることもあり、給与もプログラマーよりもシステムエンジニアの方が高い傾向にあります。
まとめ
募集要項にシステムエンジニアと書いてあっても仕事内容がプログラマーなこともあります。
また、システムエンジニアのなかでもより上流を担当するほうが給与が高い傾向にあります。
上流に行けば行くほど文書作成や会議がメインになっていくので、システムエンジニアを目指すならプログラミングだけ勉強してればいいという考えは捨てたほうがいいでしょう。
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