そろそろScoop+Python+virtualenvでのバージョン管理に限界を感じてきたのでpyenvを導入したら初っ端からコケたので対処法を書き記しときます。
環境
- Windows11 23H2(22631.4249)
- PowerShell 7.4.5
- pyenv 3.1.1(「scoop install pyenv」でインストールしたもの。中身はpyenv-win)
症状
> pyenv install 3.X.Y
上記のようにpyenvでPythonをインストールしようとすると以下のようなエラーが発生し、どのバージョンのPythonもインストールできませんでした。
> pyenv install 3.13.0
:: [Info] :: Mirror: https://www.python.org/ftp/python
:: [Installing] :: 3.13.0 ...
:: [Error] :: error installing "core" component MSI.
:: [Error] :: couldn't install 3.13.0
どうやらScoopでpyenvをインストールするさいのシンボリックリンクは管理者として作成しないといけないみたいです。
scoop-installed pyenv install fails with 'error installing "core" component MSI' · Issue #449 · pyenv-win/pyenv-win
What I tried: C:\Users\blair>pyenv --version pyenv 3.1.1 C:\Users\blair>pyenv install 3.11.0 :: :: Mirror: :: :: 3.11.0 ...
ということで一旦pyenvをアンインストールして管理者権限でやり直します。
> scoop uninstall pyenv
> sudo scoop install pyenv
(環境変数更新のために一度PowerShellを再起動)
> pyenv update
> pyenv install 3.13.0
これでちゃんと動いてくれました。
管理者権限で実行すればいいので、管理者としてPower Shellを開いて「scoop install pyenv」としてもいいですが、あると便利なので「sudo」コマンド入れときましょう。
まとめ
今回は備忘録的な記事なので簡潔に完結。
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