ときおりSNSなどで引用ではなくスクリーンショットした画像を何らかの証拠として貼られる方がおられますよね?
じつはあれ何の証拠能力もないものなので信じないようにしましょう。
証拠にならない理由
まずは以下の動画を御覧ください。
このようにいくらでも改変できてしまうので、何かの証拠にするには無理があります。
改変して何らかの罪に問われないのか
結論から言うと、改変自体は何の罪にも問われません。
この方法はWEBページを直接改変しているわけではなく、実際に改変されているのは自分が見ている画面だけです。
改変しても実際のWEBページの内容自体が変わっているわけではないので、リロードすると当然もとに戻ります。
ただし、当たり前ですが、改変した内容を用いて誰かを騙し、金銭等を不当に搾取した場合は犯罪ですのでやめましょう。
ならなぜこんな機能があるのか
名前の通り開発者が使用するためのツールだからです。
主にWEB系エンジニアが開発したりテストしたりする際に使われるらしいです。
ちゃんとした証拠を残すには
では証拠能力を認められるものを残すにはどうすればよいか。
その方法の1つとして「ウェブ魚拓」というものがあります。
ウェブ魚拓とはいわゆるアーカイブサイトで、任意のタイミングでのWEBページをそのまま保存することができ、その後WEBページが書き換えられたり削除されたりしても保存時の状態で閲覧することができます。
使い方
例えば以下のツイート内容を保存するとします。
このツイートのURLをコピーし、「ウェブ魚拓」へアクセスしてコピーしたURLを貼り付けて、「検索と確認」ボタンを押します。
すると以下のような画面が出てくるので「私はロボットではありません」にチェックを入れて「取得」ボタンを押します。
しばらく待つと保存が完了し、「https://megalodon.jp/<保存日時>/<保存元URL>」といった形で保存され、このURLをメモしておけばいつでも保存時のWEBページが確認可能となります。
最後に
私の開発者ツールの主な用途をお見せして締めようかと思います。
億万長者になりました!(円換算変え忘れてました・・・)
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