最近は闇バイトなどの報道が増えたこともあり、ご自宅で監視カメラを導入される方も増えています。
しかし、監視カメラには以下のような注意点があります。
ネットワークカメラは外部と通信する
多くのネットワークカメラは外部と通信します。
「外からスマホでカメラをチェック!」みたいな機能があれば下図のように100%外部と通信しています。
P2Pというサーバーを介しない通信方法もありますが、これを完全サーバーレスで行うことは同じネットワーク内の端末同士(≒同じルーターに接続しているPCやスマホなど)でしか基本的にはできません。
どこのサーバーと通信しているかは基本わからない
自身でカメラやスマホの通信を調査すれば別ですが、基本的にどこのサーバーと通信しているかはわかりません。
サーバーがどのように運用されているかわからない
これはその会社に潜入するしかわかりようがないのですが、サーバーに送信されたデータをどのように扱っているかはその会社の人しかわかりません。
カメラに写っているものを盗み見られるかもしれないし、そのデータを他者にわたすこともないとは言い切れません。
盗み見られることによるリスク
などなどの可能性が考えられます。
どのように対策すればよいか
一番の対策はネット接続が必要ないカメラ(USBカメラとPC録画の併用など)を使用することですが、どうしても必要という場合は信用のおけるメーカー(日本産など)のカメラを使用することで多少はリスクを減らせると思います。
Amazonなどで検索するとほとんどが中国または中国ルーツ、中国委託系のカメラばかりです。
ネットワークカメラと言っても”Wi-Fi接続機能”、”カメラ機能”、”録画機能”、などがあることからわかるように、機能が削られたスマホみたいなものです。
それが数千円で買えるというのは普通ではないです。怪しみましょう。
まとめ
ちょっと暗めの内容を書きましたが、今すぐどうこうなるわけではないです。
今後の参考程度に考えてください。
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